メタプラネット、ビットコイン総保有数が5000BTCに

メタプラネットがビットコイン追加購入

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、ビットコインの追加購入実施を4月24日に発表した。

今回メタプラネットが追加購入したのは19億2,600万円相当のビットコイン。購入枚数は145BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は1,328万0,472円とのこと。

これにより同社のビットコイン総保有数は、5,000BTCとなった。なおこの総数の購入価格は640億9,100万円で、1BTCあたりの平均購入価格は1,281万8,168円となっている。

なお記事執筆時点のビットコイン価格は、1,331万1,819円だ(4/21 12:30 コインマーケットキャップ調べ)。前回は4月21日に40億2,000万円で330BTCを購入していた。

メタプラネットは1月28日、2025年末までに1万BTC、2026年末までに2万1,000BTCを蓄積する戦略を企図するビットコイン計画を発表していた。また同社はビットコイン集積にあたり、新株予約権により2,100万株の新規株式を発行し、アジアでも最大規模となる約1,166億5,000万円のビットコイン購入にむけて資金調達を行うとも伝えていた。

今回の追加購入でメタプラネットは2025年のビットコイン購入目標数の50%を達成したことになる。

また今回の発表でメタプラネットは、同社の連結会計年度第2四半期となる4月1日から4月21日までで「BTCイールド」は13%になったことを報告している。なお第1四半期となる2025年1月1日から2025年3月31日までの「BTCイールド」は95.6%だった。

その他第2四半期の「BTCゲイン」は527、「BTC円ゲイン」は69億9,900万円となっている。

「BTCイールド」は、同社のビットコイン保有総額と完全希薄化発行済普通株式数の比率が比較対象期からどのように増減したかを変化率で表すKPI(重要業績評価指標)。「BTCゲイン」は、新株が発行されなかったと仮定した場合のビットコイン総保有高の増加を表すKPI。そして「BTC円ゲイン」は、該当期間の最終日のビットコインの市場価格を乗じて算出される「BTCゲイン」の円換算額を表すKPIだ。

 

参考:メタプラネット
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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