スペイン大手銀行BBVA、富裕層顧客に暗号資産保有を推奨=報道

BBVAが富裕層顧客に暗号資産保有を推奨

スペインで2番目の規模の銀行であるビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)が、富裕層顧客に対し、暗号資産(仮想通貨)に投資するようアドバイスをしていると「ロイター(Reuters)」が6月18日に報じた。BBVAスイスのデジタル&ブロックチェーンソリューション責任者であるフィリップ・メイヤー(Philippe Meyer)氏が、ロンドンで開催されたカンファレンスにて語ったという。

報道によるとBBVAでは、同行のプライベートバンキングの顧客に対し、顧客のリスク許容度に応じてポートフォリオの3%〜7%を暗号資産に配分するよう助言しているとのことだ。

メイヤー氏によるとBBVAは、富裕層顧客向けに暗号資産の購入をアドバイスした最初の大手グローバル銀行であるとのこと。なおプライベートバンキング顧客へのビットコインに関するアドバイスは昨年9月から行っているという。投資助言は、BTCとETHのみに限定されているとのことだ。

なおBBVAは今年3月10日に、スペインの顧客向けにビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)の取引サービスを提供開始する方針を発表していた。同サービスは小売り(リテール)顧客向けに提供を開始し、数カ月でプライベートバンキングの顧客にも拡大するとしていた。

BBVAは昨年の10月に、米大手決済ビザ(Visa)の支援を受け、独自ステーブルコインを今年立ち上げる予定であることも「フォーチュン」によって報じられている。 <X埋め込み>

参考:Reuters
画像:PIXTA

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