SBI VCトレードが暗号資産3銘柄の取扱廃止へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、エンジンコイン(ENJ)、モナ(MONA)、エフシーアールコイン(FCR)の取扱い廃止予定を5月26日に発表した。
発表によると廃止理由は「市場流動性の観点で、ユーザーへの安定したサービス提供が困難となる可能性が高いと判断したため」であるとのこと。
同3銘柄が廃止となるのは6月25日のメンテナンス終了後。「販売所」取引、「積立暗号資産」日次・週次・月次サービスの新規設定および約定、「レバレッジ取引」の証拠金としての預託ができなくなるという。
また同3銘柄の出庫は現状不可となっているが、6月25日のメンテナンス終了後から7月23日のメンテナンス開始まで出庫を受け付けるとのこと。
そして、7月23日のメンテナンス終了時点で売却または出庫されずに同取引所の口座に保有されたままの同3銘柄については、SBI VCトレードが適当なタイミングおよび方法にて売却し、日本円でユーザーの口座へ付与を行うとのことだ。現時点では8月頃を目処に市場価格にて売却を予定しているという。
ENJ・MONA・FCR廃止によりSBI VCトレードの取り扱い暗号資産およびステーブルコインは合計36銘柄となる予定。
現在SBI VCトレードではENJ・MONA・FCRの他、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、チェーンリンク(LINK)、ポルカドット(DOT)、カルダノ(ADA)、ドージコイン(DOGE)、ステラルーメン(XLM)、テゾス(XTZ)、ソラナ(SOL)、ポリゴン(MATIC)、アバランチ(AVAX)、フレア(FLR)、オアシス(OAS)、エックスディーシー(XDC)、シバイヌ(SHIB)、ダイ(DAI)、コスモス(ATOM)、アプトス(APT)、ヘデラ(HBAR)、ジパングコイン(ZPG)、ニアー(NEAR)、ニッポンアイドルトークン(NIDT)、アルゴランド(ALGO)、エイプコイン(APE)、アクシーインフィニティ(AXS)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、チリーズ(CHZ)、イーサリアムクラシック(ETC)、メイカー(MKR)、オーエムジー(OMG)、サンドボックス(SAND)、トロン(TRX)、USDCが取り扱われている。
参考:SBI VCトレード
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