ファッションブランド「ANAP」、約2.8億円でビットコイン追加購入

ANAPがビットコイン追加購入

若年層女性向けのカジュアルファッションブランド「ANAP(アナップ)」等の事業を展開する東証スタンダード上場企業のANAPホールディングスが、ビットコインの追加購入を5月22日に発表した。

ANAPホールディングスは発表当日に2億7,796万7,152円にて17.5297BTCを購入したという。これにより同社の保有するビットコインは計87.692BTCとなっている。

なおこれまでに同社が購入したビットコインの総投資額は、12億3,160万6,584円。平均取得単価は1BTCあたり1,404万4,678円とのこと。

購入後のビットコインの運用・管理は、同社が2月3日に設立した連結子会社ANAPライトニングキャピタルが行う。

またビットコインの保有残高は四半期ごとに時価評価し、その評価損益を損益計算書に計上するとのことだ。

なおANAPは今年4月に持株会社体制へ移行し、社名を「株式会社ANAP」から「株式会社ANAPホールディングス」に変更。これに伴いアパレル事業は新設された「株式会社ANAP」へ承継されている。

ANAPホールディングスはビットコインについて、ETF(上場投資信託)化や国家資産への期待などの環境下から、対日本円での価値上昇余地が十分にあるものと考えている、と述べている。

参考:ANAP
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

アントインターナショナルが香港、シンガポール、ルクセンブルクでステーブルコイン発行者ライセンス申請へ=報道

アリペイ(Alipay)を運営するアントインターナショナル(Ant International)が、香港、シンガポール、ルクセンブルクでステーブルコイン発行者ライセンスの申請を予定しているようだ。米メディア「ブルームバーグ(Bloomberg)」が事情に詳しい関係者の話として6月12日に報じた

OSZAR »