ぷらっとホームがWeb3子会社を新設へ
ぷらっとホームが、Web3事業を行う子会社「Things Revolution株式会社」を設立することを5月21日に発表した。設立および事業開始日は7月が予定されている。
発表によると「シングスレボリューション(Things Revolution)」の事業内容は、「暗号資産(仮想通貨)にかかわる開発・発行・販売・取得及びそれに関するサービス」となっている。
ぷらっとホームは、自社製品コンピュータの開発および販売を行う東証スタンダード上場企業。同社では、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)やThings(モノ)を含む広範な非金融領域の物理アセット(RWA)をトークン化する技術「ThingsToken」を提供している。
同社はこれまでにもWeb3技術を活用した複数の取り組みを行っている。またセキュリティ・トークン(ST/デジタル証券)の発行・ライフサイクル管理プラットフォームを提供する米セキュリタイズ(Securitize)の日本法人セキュリタイズジャパン(Securitize Japan)との事業提携や、イントマックス(INTMAX)開発のリョダンシステムズ(Ryodan Systems)などといったWeb3スタートアップとの提携もこれまで行ってきた。
ただし、これまでぷらっとホームが取り組んできたWeb3に関する技術や開発は、取引の質が同社の従来の事業とは大きく異なるもので、そのため業務内容や適用される法案が異なることが想定されるとのこと。
そこでぷらっとホームは今回、同社のWeb3事業を行う子会社「シングスレボリューション」を設立する方針を立て、同事業を別法人として運営・発展をさせることにしたとのことだ。
参考:ぷらっとホーム
画像:PIXTA
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