NTTドコモG入社式で「入社証明書NFT」発行、NTT Digitalら支援で

NTTドコモG入社式で「入社証明書NFT」発行

NTTドコモのweb3を推進する子会社NTT Digital(NTTデジタル)が、NTTドコモグループの2025年度合同入社式において実施された、NFT活用の取り組みを支援したことを4月7日に発表した。

この取り組みでは、4月1日に開催された入社式に参加した同グループ23社の約1,500名の新入社員に対し、入社証明書として譲渡不可NFTとなるSBT(Soulbound Token)を付与したとのこと。

また入社式内のコンテンツとして行われた謎解きゲームでもSBTを活用したという。同ゲームでは、SBTが謎解きの鍵として使われた他、報酬獲得の演出としても活用されたとのこと。さらにゲームの達成度に応じて種類の異なるイベントチケットがSBTとして新入社員へ発行・付与されたとのことだ。

今回の取り組みには、国内Web3企業のクリプトリエが、同社のNFTマーケティング・プラットフォーム「MintMonster」を提供。同プラットフォームには、NTT Digitalの「scramberry WALLET SUITE」が標準のウォレット機能として組み込まれたという。また電子チケット販売・管理サービス「teket(テケト)」を提供するteketが、同サービスにより入社式入場チケットから入社証明書NFT配布への導線を提供したとのことだ。

NTT Digitalは今回の取り組みにより、社内エンゲージメントとコミュニケーションの向上、企業文化のデジタルシフト促進、web3技術の活用ノウハウの蓄積を期待される成果として挙げている。 

画像:iStocks/Who_I_am・your_photo

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

プロシェアーズとビットワイズ、サークル株を対象としたETFを米SECに申請

米資産運用会社プロシェアーズ(ProShares)と暗号資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)は6月6日、ステーブルコイン発行企業である米サークルインターネットグループ(Circle Internet Group)の株式「CRCL」を対象としたETF(上場投資信託)の申請を米証券取引委員会(SEC)に提出した

暗号資産取引プラットフォームUphold、米国でのIPOと並行で売却も検討=報道

暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームを提供するアップホールド(Uphold)が、米国での新規株式公開(IPO)や他企業への売却を検討していることが明らかとなった。暗号資産メディア「ザ・ブロック(THE BLOCK)」が6月9日に、同社CEOのサイモン・マクロクリン(Simon McLoughlin)氏への取材をもとに報じている

ユガラボCEO、ApeCoin DAOの廃止と新組織「ApeCo」設立を提案

ユガラボ(Yuga Labs)のCEOグレッグ・ソラノ(Greg Solano)氏が6月5日に、エイプコイン(APE)のエコシステム強化に向け、エイプコインDAO(ApeCoin DAO)の廃止と新たな管理組織エイプコ(ApeCo)の設立をエイプコインフォーラム上で提案した。この提案はエイプコイン改善提案(AIP:ApeCoin Improvement Proposal)として提示されている

【6/9話題】SBIがサークルIPOで50Mドル出資、リミックスポイントの保有ビットコインが目標の8割に到達など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored
OSZAR »