cbDOGEとcbXRPがBaseで展開
ラップドドージ「cbDOGE」とラップドエックスアールピー「cbXRP」が、ベース(Base)上で利用可能になった。米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、6月5日にXで発表した。これにより「cbDOGE」と「cbXRP」は、ベース上のDEX(分散型取引所)やDeFi(分散型金融)プロジェクトで利用可能となる。
なおベースは、コインベースが開発・運営するイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ネットワークである。
「cbDOGE」および「cbXRP」は、コインベースが保有するDOGEとXRPにそれぞれ1:1で裏付けられている暗号資産とのこと。また「cbDOGE」と「cbXRP」は、イーサリアムのトークン規格であるERC-20規格で発行されているという。
これまでベースでは、ビットコイン(BTC)に1:1で裏付けられたラップドビットコイン「cbBTC」も展開されている。
「cbBTC」は2024年9月にベース上での展開が発表されており、BTCをコインベースアカウントからベースのアドレスに送信すると、そのBTCが自動的に1:1の比率で「cbBTC」に変換されると説明されていた。また、コインベースのアカウントで「cbBTC」を受け取ると、その「cbBTC」は同様に1:1でBTCに変換されるという。
そのため、ベース上の「cbDOGE」や「cbXRP」についても上記と同様の仕組みを採用されているとみられる。
なおラップドトークンとは、別のブロックチェーンで非ネイティブなトークンを利用可能にする仕組みであり、オリジナルのトークンと同価値になるように設計されたものだ。
cbDOGE and cbXRP are now live on @base. cbDOGE and cbXRP are ERC-20 tokens backed 1:1 by DOGE and XRP held in custody by Coinbase.
— Coinbase Assets 🛡️ (@CoinbaseAssets) June 4, 2025
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画像:iStocks/null